お打ち合わせに伺ったお客様
こんなに沢山の花苗のカタログを
大切に切り抜いていました。
まだまだ たくさんあったように記憶してますが
私も久々です。
こんなに植物に情熱的な方とお会い出来た事
『この植物 全部 植えられますか?」
私は「大丈夫ですよ」と答えました。
ほんとなのでね。
お客様のお部屋に入ると
ターシャ・テューダーの 本が 飾り棚の
上に大事そうに 飾られていました。
お庭の提案をこれからするのですが
奥様はミミちゃん「ミミズ」が苦手です。
それが1番の難です。
「ミミズと言わないでください。その名を聞いただけで 鳥肌が立ちます。ミミちゃんと言ってくれますか?」
「はい」
本能的に鳥肌が立ってしまうらしい。
何かトラウマがあるのだろう!
あるようです。
植物がよく育つには ミミちゃんは大切な
仲間ですが
生理的に本気で無理なようなので 考えなくてはいけませんね。
宿根草が風に揺れて香り高い花の香りが伝わってくる
清楚な原種系の草花も咲いて
しっかりと 根付き 可憐に咲き乱れる。
Mさま家族に
幸せと安らぎを運んでくれるに違いない庭。
せっせと 植物の世話をして
蕾の膨らみに感動したり
バラの景色に 晴れ晴れしたり
植物から生きる歓びをいただく。
ライトアップされた庭は
夜も家族で 楽しめる。
人生の浮き沈みも庭が見守り 励まし
安心して 暮らす事が できますね〜
多分飾って 見せる庭では なくて
家族が幸せを感じて暮らすための庭
どんどん 私の妄想は広がります。
何が Mさまにとって 大切な事なのか?
そこを 間違えてはいけません。
多分 土にもこだわります。
家族から素敵に見える 植物のための構造物も提案
ひとひねり じっくり考えて の提案です。
情熱的なガーデニングファンのデザインは
モチベーションが上がりますね。
コストの面も 大事です。
実現しなくては 夢物語の妄想だけで終わってしまう。
M様の 満面の笑みが 見たいなぁ!