どんな小さな空間でも、草花使いのアイデアで素敵な庭に! 夢をかなえた実例をケース別に紹介します。
※ブログ写真は弊社の施工事例です。ぜひ参考にして下さい
CASE 1 玄関前のスペースの実例
土の少ない玄関前も緑あふれる小さな庭に
人の出入りが多い玄関前は、草花を使った空間づくりにチャレンジしてほしいスペースです。
幅10cmのすき間があれば緑あふれる空間はつくれる!
方形石の小道の脇や乱形石のすき間など、幅が10cmほどあれば小さな植栽スペースが生まれます。フェンスや樹木の足元で日あたりが期待できないところでも、日陰向きの植物や土を覆うグラウンドカバーを植えれば、爽やかな緑あふれる空間に。
鉢植えや寄せ植えの活用で自分らしい家構えを実現
人の目に触れることの多い玄関前のスペースは、家全体の印象を決める場所です。庭としてつくりがいのある空間ですが、土のあるスペースがほとんどないことも……。そんなときは、鉢植えの大きさや素材の異なる構造物を上手に組み合わせてスモールガーデンをつくってみましょう。
限られたスペースでも、玄関前を草花で演出することで自分らしい家構えが実現できます。
CASE 2 門扉まわり&アプローチの実例
“家の顔”を草花でセンスよくきれいに飾る
外と敷地をつなぐエントランスや門扉まわりは、その家の個性を表す場所。美しく彩りましょう!
アーチまわりにはバラやスイフヨウなど、お気に入りの植栽を集めて、春から夏にかけて花が絶えないアーチのエントランスに。
ハンドメイド感のある門柱と赤いポスト、家屋へと続く乱形石のアプローチが、緑の空間を引き締めます。ハーブ類、樹木など種類ごとにグルーピングしながら植えるのは、たくさんの草花を植えていても、散らかって見えないアイデアです。
家屋から道路までは細い通路になる旗竿地。日照が確保しにくい日陰の土地を逆手にとったしっとり落ち着いたエントランスです。門扉から家屋までのアプローチに、ホンコンエンシス、ヒメシャラなど8本の樹木を配置して、雑木の道を実現しました。
家の印象を決める空間をお気に入りの草花で美しく演出
敷地の外に面した門扉まわり、外とプライベートスペースをつなげるアプローチは、家の印象を決める大切な場所なので、草花を充実させたいところ。
小さなスペースの場合は、アーチなどの構造物を使って植栽を上の空間にあしらったり、少し広めの空間ならば樹木を多めにして雑木林のようにするのも方法です。条件が限られがちな小スペースこそ、アイデア次第で素敵に生まれ変わります。
CASE 3 ローメンテナンスの庭の実例
植栽スペースを限定した手間をかけない庭づくり
素敵な庭にしたいけれども、手間はかけたくない。そんな夢のような庭づくりのコツを紹介します。
フォーカルポイントをつくって漠然と草花を配置するのではなく、空間に1か所、ひと際目を引く注視点「フォーカルポイント」をつくるのも大切です。それ以外のスペースは多少手を抜いても、メリハリのある空間が実現できるでしょう。
面積が広めのメインの庭も、大部分を石板やタイルなどで覆ってしまえば、雑草が生えず、お手入れいらずになります。ポイントは数か所だけ土を残した植栽スペースを設けること。無理のない範囲で草花を楽しむことができます。
▼バラは無理のない1株からチャレンジ!
お手入れに手間がかかるイメージのバラですが、品種を選べば実はとても丈夫で、わずかなスペースでも大きく育つ、小さな庭向きの花です。日あたりとスペースに合わせた品種をセレクトして、1株からはじめてみましょう。
花より葉もの中心の植栽で手間が省ける環境づくりを
草花の日々の手入れには、水やり、咲き終わった花の花がら摘み、雑草とり、大きくなった多年草や樹木の枝の整理(切り戻し、剪定)など、労力がかかります。ローメンテナンスの庭を目指すなら、あらかじめそれらの手間が省けるような環境づくりをすることが大切です。
具体的には、植栽スペースを限定させる、メンテナンスしやすい草花や樹木を選ぶ、花よりも葉もの中心の植栽にするなどの方法があります。最近は個性的なカラーリーフもそろうので、上手にとり入れましょう。
半坪からできる庭づくり<前編>はいかがでしたか?春になる前に計画立ててお庭づくりのご参考にしていただけたら幸いです。<後編>も是非!
このブログは『小さな庭のつくり方』(永岡書店)の中から編集・再構成して掲載しています。
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